ウィリアム・テイラー(William Taylor)

通称ウィル。ベルブリッジ郊外に住む12歳の少年です。
彼の特技はサッカー、現在は地元サッカーチームに所属していて、チームメイトからも厚い信頼を得ています。
また、父親とは幼い頃からサッカーの練習を続けており、人並みはずれた才能もあったために、サッカーチームの仲間とよりも、父親と練習することの方が多くありました。
しかし、ある日突然、彼の父親は転勤が決まり、遠く離れた場所に単身赴任することになります。
父の飛行機を見送る彼でしたが、幼い頃から尊敬していた父がいなくなったことは、 彼にとってはあまりにも大きく、彼の意識はいつしか悪夢の中へと落ちていきました。
チームメイトの赤い目が、彼を取り囲み、嘲笑します。その姿は次第に悪魔へと変わり、ウィルを追いかけてきます。
必死で逃げまどう彼。彼は前方に、暖かい光を見つけます。そして手を伸ばし、光の中へと足を踏み入れます。

ヘレン・カートライト(Helen Cartwright)

ベルブリッジの高台にある閑静な住宅街に住む12歳の少女。
昔から母親と仲が良かった彼女は、特に2人で一緒に弾くバイオリンが好きでした。
しかしその日、一緒に弾いている最中に、彼女の携帯電話が鳴ります。それは友達からの誘いでした。
聞いた彼女は、バイオリンを放り出して、友達と遊びに出かけてしまいます。 バイオリンの演奏会までは、残り1週間足らずだというのに・・・。
友達と笑いながら通りを歩いていたヘレンでしたが、ふと、とあるショーウィンドウの前で足が止まりました。
そこにあったのはバイオリン。彼女の夢はまだ、「いつか大きなステージで演奏する」ことだったのです。
その夜、ヘレンは悪夢を見ました。恐ろしい悪魔から逃げているうちに、気が付くと彼女は暖かい光の前に立っていました。

ナイツ(NiGHTS)

ワイズマンによって生み出された、ファーストレベルナイトメアン。
ファーストレベルとして生み出されたので、特徴的なアクションをいくつも持っていますが、自由奔放な性格もあって、ワイズマンやリアラからはあまり快く思われていません。
非常に高い飛行能力をもっており、重力の影響をほとんど受けず、空を自由に飛び回ることが出来ます。
飛行時には、彼の両腕から光の粒(トゥインクルダスト)が出ているため、彼の飛行の軌跡はとても美しく見えます。
トゥインクルダストで円を描き、周りのものを吸い込む穴を発生させるパラループという技も持っています。
また、ビジター(夢への来訪者)とは同化することもでき、ウィルやヘレンとはこの能力を使うことで、一体化して空を飛びまわれるようになります。
地形に合わせた変身能力も持っており、ボートやジェットコースターの姿に変身することが出来ます。
また、近作ではペルソナマスクを用いた変身も見られます。

リアラ(Reala)

リアラはナイツと同じファーストレベルナイトメアンで、その姿形や特殊能力などは、ナイツとよく似ています。 しかし、その性格はナイツとは対照的に冷酷かつ残忍で、ワイズマンには絶対的な忠誠心を持っています。
ナイツとは仲が悪く、常にナイツをライバル視しています。前作ではナイツとワイズマンとの間に一計を講じ、ワイズマンがナイツを監禁するようし向けました。
また今作では、マルチプレイモードでの対戦相手となることが発表されています。

オウル(Owl)

新登場のキャラクター。夢の世界に昔から住んでいるフクロウで、夢の世界における長老のような役割を果たしています。
ビジターに夢の世界の説明や案内をすることは、彼の仕事の一つです。
ゲームプレイに関しても色々なアドバイスをくれる彼は、今作をプレイする上での、強力な味方の一人です。

ワイズマン(Wizeman the Wicked)

ナイトメアの創造主にして支配者。
ナイトディメンションに最初に生まれたのも彼ではないかといわれています。
彼は強大で不思議な力を操りながら、ナイトメアンたちを創造し、ナイトピアの消滅を狙っています。