Y型ドライバー

コントロールスティックの周りを削るといい、という噂を聞いてから数週間、チャピルはこのY型ドライバーを捜し回っておりました。
任天堂製コントローラの分解のためには、Y型ドライバーが必須。
本日注文の品が届きました。ANEX 携帯電話ドライバー Y型 No.3470Aなるものです。

ここまでの道のりは、想像以上に長いものでした。
数ある金物屋を巡ること数件、いっこうにY型ドライバーが見つかりません。やはりこの鳥取の片田舎では、そんな妙な商品は売られていないのでしょうか。
そういえば、金物屋はなぜ潰れないのでしょうか。

しかたがないのでAmazonで上記のを買ってしまいました。何かに負けてしまった気がします。
ポイントを使ったので、経費は310円でした。
その他の準備物として、必要なのはヤスリですかね。家になぜかたくさんあったので、それを使うこととします。

さて、削りましょう

喜んだのもつかの間、到着した商品を見て、自分は一抹の不安に駆られました。
「この長さで、ヌンチャクのネジまで届くのか・・・?」
ヌンチャクのネジは、深い穴の底に取り付けられていますが、それに対し、このドライバーの長さは、足りないような予感がします。

  • ドライバーをヌンチャクの穴に差し込んでみました。

案の定、入りません。

悩むこと数分、チャピルはある決断をしました。
そう、ドライバーの持ち手を削って細くすること。
なんといっても310円は大きいです。ポイントも使っちゃったし。

のろのろと2時間ぐらい削って、ようやくドライバーが使えるようになりました。疲れました。

  • 削り終わったドライバー

さてさて、削りましょう

とりあえずヌンチャクの分解を始めます。
2箇所のネジをはずしたら、すぐに表のつやつやした部分が外せるかと思ったのですが、なかなかはずれません。
Cボタン付近で別の結合が働いているかのようです。
力ずくでやったら外せました。表のつやつやをはずしてみると、どうやらCボタン付近に、2つのツメがついていたようでした。

  • ヌンチャクのツヤカバーをはずしたところ

てなわけでこの穴を丸くする作業を始めます。
ヤスリで削ろうと思っていたら、机の中から印刀(石を彫るやつ)が出てきたので、作業スピードアップのためにこちらを使うことにします。
さすがに印刀での作業は早いです。1時間もしないうちに、かなり丸くすることが出来ました。

  • ある程度丸くなったところ

ときどきスティックと合わせてみて、どこが丸くなってないかを確かめながら作業を進めます。
ある程度形が整ってきてからは、紙ヤスリも使い、印刀の凸凹をなくしていきます。

完成!

うおおおおおおおおお!!!完成しました!!
所要時間は4時間ないし3時間半ぐらい。ドライバーの持ち手を削ったのも含めて。
まだ実際にゲームで試したわけではないのですが、さわり心地は良好です。

強いて言うなら、なぜかスティックの左の方が綺麗に削れており、右は今ひとつといった感触。
右の方が圧倒的によく使うのにorz
また今度ふたを開けて、少し修正しようかと思います・・・