ユングの「原型論」を読みました

NiGHTSの世界観の礎となっているらしいユング心理学。図書館で見かけたために、ちょっと読んでみましたよ。
ところがこれの難しいこと難しいこと!元々心理学の知識はそうありませんし、宗教や芸術の知識も問われるとなるとなおさらでして・・・。
とりあえず感想。

ユング心理学の特徴は、人類に共通な無意識「集合的無意識」をおいたところにあるようです。人の夢にはある程度共通点があるのと、それが神話などに似通っていることから、これらが人類にとっての本能的な何かから生み出されていると考えた模様。これを原型といって、著書の中では、原型のいくつかの種類が紹介されていました。・・・と読んだのですが間違っているかもしれません!(すごく自信ない)

NiGHTSの世界観で、原型と最も似ているのはイデアでしょうか。イデアという語を使ったのはユングさんではなくプラトンさんらしく、しかもイデアと原型の種類分けは全然違うのですが、それでも夢のわき出す源という意味で、似ていると言えば似ています。
ほかにNiGHTSの世界観で、全てのビジターに共通なものと言えば、ナイトメア。
ナイトメアの方々は、比較的原型論と合致しているように見えますよね。ワイズマン→老賢人、ナイツ→アニマ、みたいな。

NiGHTSにおいてはイデアやワイズマンなど、よくあるシンボルが明瞭なイメージとして目の前に現れ、しかもWii版では音声付きで自分の夢が解説されます。夢中夢とでも言うべき感覚。
そうして自分の夢の内容、無意識的なものを意識化していく作業は、精神治療の方法のひとつなので、ウィルやヘレンが行ったのは、つまりそういうことなのかなあと。

一方で、最後に登場するベルブリッジは、ウィルやヘレンの無意識そのものではなさそうです。
ウィルやヘレンがベルブリッジに特別なものを抱いているとは考えにくいので・・・あるとしたら「現実世界」のシンボル? 結果を出したいとでも言いますか。
いずれにせよ、通常のステージとベルブリッジの間に、大きな意識の転換があったのは確かでしょうね。
唯一オウルの口が挟まれないステージなので、妄想をふくらませる価値は大いにあると思います。

ボマンバ所感

理解不能な心理学の本の話はさておいて、とりあえずプレイ日記の本題に入りますよ。
対決! ボマンバを更新いたしました。
やたら期間が空いた割に大したことが書けていないのは、つまりあまりNiGHTSを起動させていなかったということなんです。あうあう。

しばらくやっているとある程度の手応えを感じるようにはなるんですが、やはり最終的には運ゲーになる予感。<br /> かといって他のボスのように明確な上限が見えづらい上、1ゲームに要する時間も長いので、繰り返すのが辛いのも分かります。
それ以外にこのボスを打ちのめす方法がなさそうなのもまた事実ですが・・・NiGHTSを起動するごとに一回は挑戦してみるとか・・・
あと、現実の猫を見るのも効果があります。ゲームよりずっと癒されます。

ちなみに179秒で現在ランキング40位。
上位は200秒以上残してクリアしているそうなので、とりあえずその辺りを目標に、もうちょっと粘ってみます・・・

ヌンチャクの良いところ

最近気づいたんですが、ゲームキューブコントローラやクラシックコントローラでは、Peaceful Momentに好きなだけアクロバット飛行できないんですね。
これはヌンチャク派にとって大いなるアドバンテージを見いだすチャンスではないですか!
もともと右手でペルソナ切り替えができるという優位性を持っていたヌンチャクに、新たなプッシュポイントが見つかったわけです。ヌンチャク超おすすめ!

あー、思ったタイミングでアクロバットできない。まあ、心を広くですね。
ビジターの時に歩きながらカメラを回せない。それは仕様です。

拍手へのお返事

今でも週に何通か拍手が届くので、嬉しい限りです。
あまりそれに応えられている気がしませんが、ともあれ、ありがとうございます。

ジュエルフィーバーで首位争いをしているチョロさんから、詳細な攻略法をいただきました。
これはすごいですよ!ほんとにリンク張っちゃダメなんですか!?
個人的に目から鱗だったのが、プレシャスジュエルの出現条件。宝石取得個数によるとは・・・

うーん、前は38400点でも2位とかだったのに、やはりしばらく手を付けないとダメですねぇ。